■世界で最も古いダムは、エジプト王朝で紀元前2750年に建設されたダムであると考えられています。このダムは、上水道を目的としているダムでした、石で作られていたダムであったようです。しかし、一気に多くの水が流れ込んでくれば、その水を吐き出すシステムを備えていなかったので、多く流れてきた河川の水が、そのダムを決壊したようです。今ではそのダムはありません。建設後40年ほどで壊れてしまったようです。
現存する最古のダムは、シリアのホムスという都市の付近にある「ナー・エル・アシダム」であると考えられています。このダムは、紀元前1300年ごろに造られたようです。壊れたところを修復しながら今でも、大切に使われています。歴史的な大切な建造物です。
世界中で昔からダムの建設が行われてきましたので、今でも多くのダムが存在しています。しかし、ダムの建設には生物植物等多くの自然破壊をもたらします。そのため、環境を第一に考えているヨーロッパ各国では、事実上ダムの建設を中止しています。ダムがなくても洪水に耐えうるような、治水整備を進めているようです。
災害に備えるためにもダムは必要ですが、地球環境を考えた対策を取ることも忘れてはならないのです。